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コラム

ウサギの精巣腫瘍

左の睾丸が大きくなったウサギちゃんの診察をしました。
手術で無事摘出できました。
術後の経過も順調で元気に過ごしています。良かったですね。

ウサギの精巣腫瘍は片方の精巣が大きくなることで肉眼的に確認できます。
定期的に全身の確認をしていると悪化する前に気が付くでしょう。
ウサギの精巣腫瘍には①精上皮腫(セミノーマ)、間細胞湯(ライディッヒ細胞腫)、セルトリ細胞腫があります。
基本的に無症状ですが、悪化すると食欲が減少し痩せてきます。2個の精巣のうち片方が大きくなると共に反対の精巣は小さくなることも多いです。
ただし、小さい精巣にもすでに腫瘍化の傾向がある場合もありますので基本的に両方の精巣を摘出する手術を行う場合が多いです。
定期的な睾丸のチェックをお忘れなく。